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http://support.oracle.co.jp/open/owa/external_krown.f_detail?c_criterion=%7BOracle+Universal+Installer%7D%26%7Bpentium4%7D&i_key=CyberOOW&c_document_id=39224

内容:

[問題]
CPUにPentium4互換プロセッサを搭載したマシンで Oracle Universal Installer(OUI)が
立ち上がらず、インストールを行うことができません。


[原因]
この問題は、Pentium4互換(*) のCPUを搭載したマシンにおける、
Java JITライブラリの不具合が原因で発生します。

なお、この問題は、OUI 1.7.x (RDBMS 8.1.x に付属のインストーラ)にて
発生する問題であり、9i RDBMS 付属の OUI (2.0.1.6.0) では解消されております。
(iAS/9iAS でのPentium 4 サポートについては [文書番号:24345] を参照してください。)

[回避策]
回避の手順は以下の通りとなります。
(手順)
1. temporaryのディレクトリを作成します。
2. 作成したtemporaryディレクトリに Oracle RDBMS Server CD の内容をコピーします。
3. 作成したディレクトリにある symcjit.dll というファイル名を探して
見つかったものすべてを symcjit.old に変更します。
4.  installwin32 以下のsetup.exeを実行し、Oracle 8.1.x.のインストールを行って下さい。

現在、インストーラー修正バージョンは存在しないため、上記の回避策を使用するようお願い致します。

[補足(*)]
Pentium4互換 CPU に関して説明を補足致します。

Pentium4互換とは Family F(15) に属する CPU を指します。
確認方法としては以下をご参照下さい。

コマンドプロンプトあるいはスタートメニューの “ファイル名を指定して実行”から
winmsd と入力して winmsd.exe を実行します。
それにより GUI 画面が表示されますのでシステム(の概要)の情報を表示させて下さい。

プロセッサの値(説明)として、以下の例のような情報が出力されます。

——————
x86 Family 6 Model 7 Stepping 3 GenuineIntel ^600 Mhz
——————

上記出力において、Family Code が F または 15 と表示されている場合は
Pentium4 ベースの CPU であると判別する事が可能であり、本KROWN の現象が
発生します。

該当する CPU としては、インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ以外にも、
例えば 以下のものがあります。

・インテル(R) Celeron(R) プロセッサ ※1.70GHz以上
・インテル(R) Xeon(TM) プロセッサ
・モバイルインテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ - M

また、今後発表される CPU も本件に該当する可能性があるため、前述の方法
にてご確認頂くことをお勧め致します。

[その他の注意事項]
上記対応後、DBCAやNETCAが起動しない場合は、
Krown#21265 をご参照頂き、.clファイルを編集して下さい。

キーワード:

Pentium4 Pentium P4 Xeon Universal Installer OUI インストールできない 起動できない 8.1 PEN4

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