02/05/2006 | jiangws2002 http://support.oracle.co.jp/open/owa/external_krown.f_detail?c_criterion=%7BOracle+Universal+Installer%7D%26%7Bpentium4%7D&i_key=CyberOOW&c_document_id=39224 内容: [問題] CPUにPentium4互換プロセッサを搭載したマシンで Oracle Universal Installer(OUI)が 立ち上がらず、インストールを行うことができません。 [原因] この問題は、Pentium4互換(*) のCPUを搭載したマシンにおける、 Java JITライブラリの不具合が原因で発生します。 なお、この問題は、OUI 1.7.x (RDBMS 8.1.x に付属のインストーラ)にて 発生する問題であり、9i RDBMS 付属の OUI (2.0.1.6.0) では解消されております。 (iAS/9iAS でのPentium 4 サポートについては [文書番号:24345] を参照してください。) [回避策] 回避の手順は以下の通りとなります。 (手順) 1. temporaryのディレクトリを作成します。 2. 作成したtemporaryディレクトリに Oracle RDBMS Server CD の内容をコピーします。 3. 作成したディレクトリにある symcjit.dll というファイル名を探して 見つかったものすべてを symcjit.old に変更します。 4. installwin32 以下のsetup.exeを実行し、Oracle 8.1.x.のインストールを行って下さい。 現在、インストーラー修正バージョンは存在しないため、上記の回避策を使用するようお願い致します。 [補足(*)] Pentium4互換 CPU に関して説明を補足致します。 Pentium4互換とは Family F(15) に属する CPU を指します。 確認方法としては以下をご参照下さい。 コマンドプロンプトあるいはスタートメニューの “ファイル名を指定して実行”から winmsd と入力して winmsd.exe を実行します。 それにより GUI 画面が表示されますのでシステム(の概要)の情報を表示させて下さい。 プロセッサの値(説明)として、以下の例のような情報が出力されます。 —————— x86 Family 6 Model 7 Stepping 3 GenuineIntel ^600 Mhz —————— 上記出力において、Family Code が F または 15 と表示されている場合は Pentium4 ベースの CPU であると判別する事が可能であり、本KROWN の現象が 発生します。 該当する CPU としては、インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ以外にも、 例えば 以下のものがあります。 ・インテル(R) Celeron(R) プロセッサ ※1.70GHz以上 ・インテル(R) Xeon(TM) プロセッサ ・モバイルインテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ - M また、今後発表される CPU も本件に該当する可能性があるため、前述の方法 にてご確認頂くことをお勧め致します。 [その他の注意事項] 上記対応後、DBCAやNETCAが起動しない場合は、 Krown#21265 をご参照頂き、.clファイルを編集して下さい。 キーワード: Pentium4 Pentium P4 Xeon Universal Installer OUI インストールできない 起動できない 8.1 PEN4