14/09/2006 | jiangws2002 英語を聞き取りたい人の為のディクテーション実践法! ディクテーション効率的英語学習 こちらは読者の方からいただいたご質問にお答えするコーナーです。第2弾!リスニング力を付けるための方法のひとつ『ディクテーション』の具体的方法について今回はお届けします!ディクテーション初心者の方から、中級者で自分のやり方と比較したい方などにお届けいたします。パソコンの編集機能をうまく活用すると時間の短縮にもなるのではないでしょうか。 ディクテーション=録音してあるCDやMDを聞いて何を言っているのか書き出していく作業 参考 ・ディクテーションは無駄な労力? ・さらにリスニング力を高める方法 Q.ディクテーションに関しての質問です。 ディクテーションのを実践しようと思っているのですが、具体的にどのような方法でやればよいのか困っています。 (1) 1つの文章を聞き取る ⇒ 書き取る ⇒ 次の文章を聞く ⇒ 書き取る。 (2) 1つの文章を聞き取る ⇒ 書き取る ⇒ もう一度同じ文章を聞く ⇒ さっきの文章を修正する ⇒ できるまで繰り返す。 (1)のように1回ずつで先に進んだ方がいいのか? (2)のように1文章を繰り返したやり方がよいでしょうか? また、ペンと紙ではなく、パソコンのWordやメモ帳などのテキストエディターに入力していくのは、どう思われますか? A. 今回は、ガイドがおすすめするディクテーションの方法をご紹介します。英語を聞き取りたい!と思っている方や、初級から中級へステップアップされたい方!ぜひ、ディクテーションを実践してみてください。だんだん聞き取れるようになると楽くなってきますよ! (1) 英語が録音してあるMDを聴く ↓ (2) センテンスの区切りのいい部分でとめる ↓ (3) 書き取り ↓ (4) MDを巻き戻して書き取れなかった部分の確認 ↓ (5) センテンスがひとつ書き取れたら、MDでもう一度確認。 これの繰り返しです。一度ですんなりと書き取れることは、まずありませんので、わからならければ何度でも聴いてトライしてみてください。▼ 一旦下書き、さらに文章校正機能を使うパソコンを使って、さらに効率よくディクテーションをやってみましょう! マ イクロソフトの Word ならば校正機能がついているので、これが使えます!まず、コンピューターの中に入っているメモ帳かメールの作成画面などを利用し、下書きをします。最後に Word に貼り付け、校正機能を使ってみてください。これでスペルや簡単な文法事項の答え合わせが出来ます。 この校正機能を最初から、使いたくなってしまう人が多いのですが、ここでグッと我慢。実力試しをするためにはまずはきちんと下書きをしてから、最後に校正機能を使いましょう! ▼ 難解部分対処法 『意外に簡単そう』という印象をお持ちになられたかと思いますが、実際は、難題に直面することがしばしばです。そんなときに思い出してもらいたいディクテーションをしている時の困ったときの対処方法&やり方のポイントをご紹介します! (1) わからない単語はとりあえずカタカナで書き取る(2) 音を頼りに辞書を引く。電子手帳やコンピューターのスペルチェック機能も活用(3) 似たスペルで意味違いの単語に注意!(4) 話の前後関係から単語の意味が推察できれば和英辞典も使う (5) <ポイント!> 何度聴いても何と言っているのかわからないときは、一旦 MD を聴くのを止めましょう。少し時間を置いてから聴き直してみると、アラ!不思議!!さっき聴き取れなかった音がすんなりと耳に入ってくることがあります。 ▼ コンピューターの校正機能で最終チェックコンピューターの文章校正機能を使うと、三単現の “s ” の打ち忘れや、過去形で言うべき部分を現在形で書き取ってしまっているとき、間違いを指摘してくれます。ただし、実際の英会話では、文法から離れた言い方をしているときもありますので、あまり文法には、とらわれ過ぎないようにしましょう。 こうして、自分で書き取った文章が徐々に完成していく過程はまるでジグゾーパズルを組み立てているようで、とても楽しい作業です。苦労して苦労して、わからなかった単語を探し当てたときなど、胸がスーッとするものがあります。 あなたも、楽しんでディクテーションに挑戦してみてください。