14/09/2006 | jiangws2002 ALL IN ONE Re-Start ○● 学習の進め方(1)~ ALL IN ONE 方式 本書の特徴である「オール・イン・ワン方式」で,単語,文法の習得と,リスニング, スピーキング,ライティングの訓練を一度に行う場合は次の方法が効果的です。 Step 1 英文のディクテーション( リスニング力をつける) テキストを見ずに付属CD の例文音声を聞いて英文をノートに書き取ります。 文の意味を考えながら聞いてください。一度で書き取れない場合は繰り返し聞 いてもかまいません。綴りが不確かな場合は推測で書き,また何度聞いても聞き 取れない部分は空所にしておきます。(付属CD の「ディクテーション・テスト用紙」 (PDF)を印刷して解答用紙として使うと便利です)。1レッスンの例文の書き取 りが終わったら,書き取った例文を見直して問題点を明確にしておきます。次に テキストの英文を見て聞き取れなかった部分や間違った部分を確認します。 Step 2 単語欄での語義と発音の確認( 単語力をつける) 書き取れなかった部分はたいてい「知らない単語や表現」か「発音がわからない [不確かな]単語」です。単語欄(DICTIONARY)で「発音」と「意味」を確認してくだ さい。次に例文の日本語訳を見て文全体の意味を確認します。 *発音記号が読めない方は巻末の参考資料 R1(発音と発音記号)をご覧ください。 Step 3 文法解説の熟読( 文法力と読解力をつける) 各例文には文法(=文の作り方に関する規則)と語法(=単語の使い方に関する規 則)のポイントが含まれています。解説を熟読して文法[語法]知識の理解に努め てください。「ディクテーションは正確に行えたのに意味がよくわからなかった」 という場合はしばしば文法や語法に問題があります。例文の構造や語句の修飾 関係を正確に把握してください。 Step 4 英文の音読( スピーキング力をつける) CD の音声に合わせて例文を音読します。自己流で発音するのではなく,ネイティ ブのナレーションをそっくりに真似てください。ナレーションと同じ速度で音 読できるようになるまで何度も繰り返します。余裕がでてきたら今度は文の意 味を思い浮かべながら音読を繰り返してください。 ALL IN ONE Re-Start Step 5 英文の暗唱テスト( ライティング力をつける) 音読練習を終えたら,日本語訳を見て英文がスラスラ言えるかテストします。 つまずいた箇所はテキストで確認し,正確に言えるようになるまで音読とテスト を繰り返します。ライティングの学習が必要な場合は,英文をノートに書いて単 語の綴りや句読点などの細かな点も確認してください。 *付属CD に収納されている「ライティング・テスト用紙」(PDF)を使うと便利です。 Step 6 復習( 知識を定着させる) 【Step5】で1レッスンの学習は終了ですが,学習内容を記憶に定着させるために 定期的に復習(4回以上)をしてください。復習は次の方法で行います。 ① 例文の日本語訳を見て即座に英文が出てくるか,口頭もしくは筆記のテスト を行います。間違った例文は「苦手な例文」としてノートに書き留め,音読と口 頭[筆記]テストを繰り返して暗記します。「苦手な例文」の音声だけを録音して 空き時間に繰り返し聞くようにすると効果的です。 ② 本文の文法[語法]解説を読み直し,忘れている箇所やあやふやな箇所に鉛筆 やマーカーで印をつけます。次に復習をする際にはここでマークをつけた部分 を重点的に読みます。 *上記①と②は行う順番を逆にしてもかまいません。 ○● 学習の進め方(2)~ 個別の学習書として &「 例文形式の単語集」 として使用する場合 例文の中に含まれる単語・熟語・会話表現を単語欄(DICTIONARY)で確認し,本文 の説明をよく読んで,例文(英文)と日本語訳が結びつくようにします。次に付属 のCD で例文の音声を繰り返し聞き,自分でも音読して,例文を暗記します。この 方法で英文中に含まれる語いは全て身につけることができます。単語テストをす る場合は,単語欄の英単語・熟語・会話表現を見えないようにしておき,日本語訳を 見て英語が言えるかどうかテストします。 &「 文法参考書」 として使用する場合 テキストの解説をよく読み,暗記が必要な項目はきちんと覚えます。必要に応じ て巻末の参考資料にも目を通してください。例文の暗記は特に必要ありません。