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■■ フィードバックの大原則
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───────────────────── アイコーチ解説 ─

●先日、私のブログにブリッジSEの要件に関するコメントが寄せら
れたので紹介する。

—–Original Message—–

> ブリッジSEとして、それなりに長い期間やってきました。
> その役割で日本のいろんなところへいけました。
>
> 卒業してから、ずっと日本向けのプロジェクトを担当していて、
> たくさん経験を重ねました。
> 技術もプロジェクト管理でも、いろいろ体験できて、
> うれしいことですけど、つらい時も結構ありますよ、
>
> 日中間に挟まれていて、
> 相互のフィードバックによる結果など
> 全体を管理することをしていますから。。。
>
> ・・・(文言を一部修正しました)

↑ブリッジSEとしての豊富な経験に加えて「見積もり能力」と
「提案力」を持てば、まさに鬼に金棒ですね(幸地)

●日中間で相互のフィードバックを「橋渡し」するブリッジSEは、
本当にたいへんな仕事だと思う。

フィードバックとは、バグや品質問題への指摘、連絡事項の受領確
認、指示の確認、仕様変更の確認や反論など、多岐にわたるコミュ
ニケーションである。

●良好な人間関係を保つために、フィードバックを与える際は、
「I(私)メッセージ」を使うとよいとされる。「私は」で始まる
文章を用いて相手にフィードバックを伝えるテクニックだ。

×「この部分は、以前説明した仕様と違います。バグです」

◎「(私は)この部分は以前説明した仕様と違うような気がします。
念のため、もう一度仕様書を確認して連絡をください」

●中国オフショア開発では、「言った、言わない」のトラブルが絶
えることはない。(日本でも同様だが、中国ではもっとスゴイ)

なので、一方的に相手の非を指摘するよりも、上記のようなコミュ
ニケーションのテクニックを用いてやわらかく伝える方が効果的な
場面も少なくない。(と思う)

●ただし、相手によっては、直接的な表現を好むこともあるので、
状況に応じてうまく使い分けるべきだろう。(と私は考える)
一般に、日本人は間接的な表現を好むとされる。

↑(と思う)や(と私は考える)と書くと主張が弱まりますね。
本誌でも「I(私)メッセージ」を意図的に使い分けています。

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