18/03/2006 | jiangws2002 ────────────────────────────── ■� ■■ フィードバックの大原則 ■� ───────────────────── アイコーチ解説 ─ ●先日、私のブログにブリッジSEの要件に関するコメントが寄せら れたので紹介する。 —–Original Message—– > ブリッジSEとして、それなりに長い期間やってきました。 > その役割で日本のいろんなところへいけました。 > > 卒業してから、ずっと日本向けのプロジェクトを担当していて、 > たくさん経験を重ねました。 > 技術もプロジェクト管理でも、いろいろ体験できて、 > うれしいことですけど、つらい時も結構ありますよ、 > > 日中間に挟まれていて、 > 相互のフィードバックによる結果など > 全体を管理することをしていますから。。。 > > ・・・(文言を一部修正しました) ↑ブリッジSEとしての豊富な経験に加えて「見積もり能力」と 「提案力」を持てば、まさに鬼に金棒ですね(幸地) ●日中間で相互のフィードバックを「橋渡し」するブリッジSEは、 本当にたいへんな仕事だと思う。 フィードバックとは、バグや品質問題への指摘、連絡事項の受領確 認、指示の確認、仕様変更の確認や反論など、多岐にわたるコミュ ニケーションである。 ●良好な人間関係を保つために、フィードバックを与える際は、 「I(私)メッセージ」を使うとよいとされる。「私は」で始まる 文章を用いて相手にフィードバックを伝えるテクニックだ。 ×「この部分は、以前説明した仕様と違います。バグです」 ◎「(私は)この部分は以前説明した仕様と違うような気がします。 念のため、もう一度仕様書を確認して連絡をください」 ●中国オフショア開発では、「言った、言わない」のトラブルが絶 えることはない。(日本でも同様だが、中国ではもっとスゴイ) なので、一方的に相手の非を指摘するよりも、上記のようなコミュ ニケーションのテクニックを用いてやわらかく伝える方が効果的な 場面も少なくない。(と思う) ●ただし、相手によっては、直接的な表現を好むこともあるので、 状況に応じてうまく使い分けるべきだろう。(と私は考える) 一般に、日本人は間接的な表現を好むとされる。 ↑(と思う)や(と私は考える)と書くと主張が弱まりますね。 本誌でも「I(私)メッセージ」を意図的に使い分けています。 ※昨夜のプレミアム版メルマガは大好評でした! ありがとうございます→ http://www.ai-coach.com/magpre.html (12月はお試し購読OKです)